オハイオからおはよー!

アメリカのオハイオ州シンシナティで駐在勤務している女性のブログ

米国駐在準備②引っ越し準備

日本国内の引っ越しは慣れていたのですが、アメリカへの引っ越しとなると事情が異なることが多々ありました。引っ越しの際の注意点と、私が実際にアメリカに持ち込んで役に立ったもの、立たなかったものをまとめました。

 航空便か船便か

アメリカへ引っ越すとなると、荷物の郵送は航空便か船便か選択することになります。

航空便であれば2週間程度でアメリカに荷物が到着します。船便に比べて高額であるものの、早く着くことがメリットです。デメリットとしてはダンボールに収まるサイズしか送付できないので、家具等は含めることができません。

船便はアメリカに届くのに2カ月程度かかります。家具等のかさばるものも運べることがメリットですが、その代わり時間がかなりかかります。

私は家具等の大きな荷物の輸送は不要だったので、航空便を選択しました。グラス含め食器も送りましたが、特に割れたりとかのトラブルはありませんでした。

送れないもの

食品や医薬品は業者に頼む引っ越し荷物に含めることができません。口に入れるものはすべてNGと思えばよいです。自分で飛行機を使う際の荷物に含めることは可能なので、薬とかはスーツケースなり機内持ち込み荷物なりに入れれば問題ありません。

 

ここからは私の実体験に基づき、これ持ち込んでよかった!というものと、いらなかったものを挙げていきます。

アメリカに持ち込んだほうがよいもの
  • 現金

高額はいらないですが(100万円以上を飛行機で持ち込むと税関に行かないといけないし)、例えばホテルでセルフのランドリーを使う場合は25セントコインが必要なので、結構重宝しました。ただ、高額紙幣はその後の生活でも全く使わないので、1ドル紙幣多めをおすすめします。ちなみにアメリカに引っ越してきてから使った一番高い紙幣は、イベントの時に使った20ドル紙幣です。

なお、アメリカで銀行口座を開くにはまずSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が必要で、入国後、SSNを入手して銀行口座を開くまで3週間くらいはかかった記憶です。

  •  日本のクレジットカード

引っ越してきたては何かとお金を使うことも多いですし、そもそもどこに行っても現金を使わないので、クレジットカードは必須です。不正利用ロックがかからないように、事前にクレジットカード会社に連絡したほうがベターです。

アメリカだととにかく電話番号が必要です。銀行口座を開く、車を借りる、住居を探す等、生活を始める際に電話番号が必要になるシーンが多いです。こちらでの電話番号&ネット環境が手に入るまでの1~2ヶ月使えるSIMカードを日本で入手しておくことを強くおすすめします。

アメリカで銀行口座を開く際にマイナンバーを聞かれました。航空便の荷物に含めていたので手元になく(いまだに通知カードだし)、持っていない旨を伝えたら問題なく銀行口座を開ことができましたが、たぶんあったほうが良いです。

  • 携帯を車に固定できるアイテム+USBケーブル

NYのような限られた都会に住まない限り、引っ越した直後から車は必須です。レンタカーの場合、USBケーブルで繋げば車の画面に自動でマップを映してくれる車種か、そうじゃないかが事前に分からないことが多いので、日本から自分で持ち込んで大正解でした。

  • サングラス

特に夏場は日差しが本当に強くて、しかも日差しを遮る建物がないため、サングラスがないと眩しくて運転できません。冬でも天気が良い日の西日はかなり目にきます。引っ越して早々に車の運転をする場合には日本から持ち込み必須です。車の運転が長時間のこともあるので、リゾートでかけるようなものより、軽さ重視のランニング用サングラスが役に立ちました。

  • ボディクリーム

しばらくホテル暮らしで本当に乾燥がひどく、全身にボディクリームを塗りたくる必要がありました。ホテルのアメニティでは足りず、乾燥のせいで肌荒れしたので、初日から使うためにも自分で持ち込むことをおすすめします。

アメリカに持ち込んだけどいらなかったもの
  • 日本の食品

シンシナティは地方都市で日本人もそこまで多くないので、アメリカの大都市にあるミツワのような大型の日本食スーパーはありません。ただ、小さめの日本食スーパー、アジア系スーパー、色んな国の食品を取り扱っているスーパーはあって、調味料やお菓子なんかはこちらで買えます。食品はスーツケースに入れるとかさばるので、いらんかった…と思いました。

  • シャンプーや化粧品

私は髪の毛が長いこともあってシャンプー・トリートメントにはこだわりがあり、日本から持ち込んだのですが、水質が違うせいか仕上がりが日本で使っていたときと異なり、髪の毛がぺたーっとなってしまったので、買い換えました(アメリカの製品だったけど)。

化粧品も、湿度・日光量・気温が変わると使用感が変わるので、こちらで揃えたほうがベターです。アメリカはコスメ大国で、無香料や低刺激の製品、あとは皮膚科医監修の製品等もあるので、選択肢は色々あります。あと、日本で一般的なナチュラルメイクよりも、眉毛しっかり!陰影しっかり!(orすっぴん)が基本なので、日本のナチュラルな仕上がりの化粧品が全然役に立たないです。

  • 日本の洋服

日本の洋服ってふわっとしたデザインや淡い色のものが多いですが、こちらで着るとかなり浮きます。浮いて良いことは特にないです。元々海外ブランドをよく着ていたのでそれらは重宝していますが、日本のブランドの洋服はかなり捨てました。シンシナティにもモールもあるしアウトレットもあるし、ネット通販も盛んなので、こっちで揃えることをおすすめします。